クラガンモア12年
▼詳細
■クラガンモア蒸留所は、スコットランド内で最も多くの蒸留所が集まる、スペイ川周辺に広がるスペイサイドに位置しています。1869年にこの地に設立されて以来、クラガンモア蒸留所は、現在に至るまで当時と同じ設備、ほぼ同じ手法によって製造を続けています。洗練さと複雑さを兼ね備えた、クラガンモア。その誕生については、この蒸留所が持つスピリッツスチルの特殊な形状を抜きに語ることはできません。
■その極めて複雑な香りと味わいは、蒸留所の創設者であるジョン・スミスが、上部の平らなポットスチルを採用したことで、生まれたものです。スチルの独特な形状により、蒸気中の不純物がローワインに戻され再凝縮する「リフラックス」を可能にしました。軽めで繊細な蒸気だけが、クラガンモアになるのです。
■香りが豊かでコクがあり、飲み口がやわらかなスペイサイド・モルトを代表するウイスキーである。
■その華やかさとバランスのよさはモルトウイスキーが初めての人でもハードリカーの苦手な女性でもいくらでも飲めてしまう.評論家マイケル・ジャクソンの採点でも12年物が90点とスペイサイドではマッカランに告ぐ高得点となっている。