▼詳細
ルイ・ジャド社は1859年創立のブルゴーニュでも有数のネゴシアン・エルヴールです。
1962年にルイ・オーギュスト・ジャドが死去した後、マダム・ジャドはルイ・オーギュストの片腕だったアンドレ・ガジェイにこの由緒ある会社の将来を託しました。
今日ではアンドレ・ガジェイの息子であるピエール・アンリ・ガジェイ氏が、同社の社長として運営にあたっています。
1998年に本社はボーヌのサミュエル・ラジェイ通りからウジェーヌ・スピュレール通りへと移転し、1500平方メートルの広さを持つ地下セラーは、隣接するジャコバン修道院の地下へとつながっています。
また、ルイ・ジャド社はネゴシアンとしてブルゴーニュ・ワインの取り引きにかかわる一方、総面積105haのブドウ畑を所有する大ドメーヌでもあり、ドメーヌはその所有形態に応じて、「ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド」「ドメーヌ・ルイ・ジャド」「ドメーヌ・ガジェイ」「ドメーヌ・デュック・ド・マジェンタ」などに分かれ、それぞれワインのボトルに明記されています。
自社畑の範囲はジャヴレ・シャンベルタン村からサントネー村までのコート・ドール全域にわたり、さらに1996年にはボージョレ地区のシャトー・デ・ジャックを入手し、格付けのないボージョレは例外として、コート・ドール地区に所有する自社畑のほとんどがグラン・クリュとプルミエ・クリュで占められていることも特筆すべき点です。